【スーパーの裏方のバイト内容とは？】元スーパー社員の僕が解説！

そんな疑問、この記事でスッキリ解決します！

 

スーパーの裏方の仕事内容って、意外と知られていないですよね。

でも、スーパーが円滑に運営されるためには、裏方の存在が欠かせません。

特にバイトを探している学生さんや主婦の方にとって、裏方の仕事は魅力的な選択肢かもしれません。

 

ちなみに筆者の僕はイオンで６年働きました。

大手スーパー6年の経験と５００人以上のバイトさんとの交流で、現場の生きた知識を蓄積。

スーパーのバイトに関する情報なら、誰にも負けない自信があります！

 

そこで今回は、スーパーの裏方のバイト内容について、僕の経験を交えながら詳しく解説していきます。

 

この記事を読めば、スーパーの裏方バイトの実態がわかり、自分に合うかどうか判断する材料になるはずです。

 

（この記事で分かること）

 

スーパーの裏方バイトの主な仕事内容【5選】

①商品の搬入・荷降ろし

スーパーの裏方バイトの主な仕事の1つは、商品の搬入と荷降ろしです。

 

毎日大量の商品がスーパーに届きます。これらの商品を効率よく、かつ安全に搬入し、荷降ろしする作業が重要です。

 

具体的には、トラックから商品を降ろし、バックヤードに運び込む作業を行います。

この作業は主に早朝や深夜に行われることが多いです。

 

僕が働いていたイオンでは、朝4時から荷降ろし作業が始まっていました。

重い箱を持ち上げたり、台車を押したりするので、体力が必要な仕事です。

 

ただし、最近では機械化が進み、パレットやフォークリフトを使用することで、以前よりも体への負担は軽減されています。

 

②商品の検品・仕分け

搬入された商品は、次に検品と仕分けの作業が待っています。

 

検品とは、届いた商品が注文通りのものか、数量は合っているか、品質に問題はないかをチェックする作業です。

仕分けは、商品を種類や陳列場所ごとに分類する作業です。

 

この作業は非常に重要で、ミスがあると在庫管理や売場の混乱につながります。

細心の注意を払いながら、素早く正確に作業を進める必要があります。

 

僕が働いていた時は、バーコードリーダーを使って効率的に作業を進めていました。

最近ではAIを活用したシステムも導入され始めているそうです。

 

検品・仕分け作業は、集中力と正確性が求められる仕事ですが、やりがいも大きいです。

 

③在庫管理

スーパーの裏方バイトの重要な仕事の1つが、在庫管理です。

 

在庫管理とは、商品の入荷量、売上量、残量を正確に把握し、適切な在庫レベルを維持する作業です。

これにより、品切れを防ぎつつ、過剰在庫も避けることができます。

 

具体的には、在庫数のカウント、データ入力、発注量の調整などを行います。

最近では、POSシステムやハンディターミナルを使用して、リアルタイムで在庫状況を管理することが一般的です。

 

僕がイオンで働いていた時は、週に1回、夜間に棚卸し作業を行っていました。

全ての商品を一つ一つ数えて、在庫データと照合する地道な作業でした。

 

在庫管理は、数字に強い人や細かい作業が得意な人に向いている仕事です。

 

④商品の陳列準備

スーパーの裏方バイトの仕事の中で、店舗の顔づくりに直結するのが商品の陳列準備です。

 

陳列準備とは、売場に並べる商品を整理し、必要に応じて値札を付けたり、パッケージを整えたりする作業です。

この作業が丁寧に行われているかどうかで、店舗の印象が大きく変わります。

 

具体的には、商品のラベル貼り、パック詰め、値札付け、商品の並べ替えなどを行います。

特に生鮮食品は、鮮度管理や衛生管理も重要な仕事の一つです。

 

僕がイオンで働いていた時は、野菜コーナーの担当として、毎朝新鮮な野菜を丁寧に並べる作業を行っていました。

お客様に「今日も野菜が綺麗に並んでいるね」と言われた時は、とてもやりがいを感じました。

 

陳列準備は、お客様の目に直接触れる部分を作る大切な仕事です。丁寧さと美的センスが求められます。

 

⑤バックヤードの清掃・整理

スーパーの裏方バイトの仕事には、バックヤードの清掃・整理も含まれます。

 

バックヤードは商品の保管場所であり、作業スペースでもあります。

ここを清潔に保ち、整理整頓することで、効率的な作業が可能になり、食品衛生面でも重要です。

 

具体的には、床掃除、棚の整理、ゴミ処理、器具の洗浄などを行います。

特に食品を扱うエリアは、細菌の繁殖を防ぐため、徹底的な清掃が必要です。

 

僕がイオンで働いていた時は、毎日終業後に全員でバックヤードの大掃除を行っていました。

重労働ではありましたが、きれいになったバックヤードを見ると達成感がありました。

 

バックヤードの清掃・整理は、地味な仕事に見えますが、店舗運営の基盤となる重要な作業です。

 

スーパーの裏方バイトのメリット・デメリット【5選】

①メリット：体を動かせる

スーパーの裏方バイトの大きなメリットの1つは、体を動かせることです。

 

デスクワークとは異なり、常に動き回る仕事なので、自然と運動不足の解消になります。

荷物の運搬や商品の陳列など、体を使う作業が多いため、健康的に働くことができます。

 

特に、運動不足気味の学生さんや、家事以外で体を動かす機会の少ない主婦の方にとっては、良い運動になります。

僕自身、イオンで働いていた時は、毎日1万歩以上歩いていました。

 

体を動かすことで、心身ともにリフレッシュでき、ストレス解消にもつながります。

 

②メリット：接客が苦手でも大丈夫

スーパーの裏方バイトは、接客が苦手な人にとって魅力的な仕事です。

 

レジや売場での接客とは異なり、バックヤードでの作業が主なので、お客様と直接対面する機会が少ないです。

人見知りの方や、コミュニケーションに自信がない方でも安心して働くことができます。

 

ただし、完全に人と関わらないわけではありません。

同僚とのコミュニケーションは必要です。

しかし、お客様対応のようなプレッシャーはないので、比較的リラックスして仕事ができます。

 

僕の経験上、裏方には接客が苦手な人が多く集まっていました。

みんな自分のペースで黙々と作業をこなしていて、居心地の良い雰囲気でした。

 

接客が苦手でも、裏方の仕事ならスーパーでバイトができます。自分のペースで働けるのが大きな魅力です。

 

③メリット：スーパーの仕組みが分かる

スーパーの裏方バイトをすることで、小売業の仕組みを深く理解することができます。

 

商品がどのように仕入れられ、管理され、陳列されるのか。

在庫はどのように管理され、価格はどのように決められるのか。

こういった小売業の基本的な仕組みを、実践を通じて学ぶことができます。

 

この経験は、将来自分でビジネスを始める時や、マーケティングの仕事をする時にも役立ちます。

また、消費者としての目も肥えるので、より賢い買い物ができるようになります。

 

僕自身、イオンで働いた経験から、商品の仕入れ値や適正在庫、季節ごとの需要変動など、多くのことを学びました。

今でもその知識は、日常生活や仕事に活きています。

 

スーパーの裏方バイトは、ビジネスの基礎を学べる貴重な機会です。

この経験は、将来どんな仕事に就いても役立つでしょう。

 

④デメリット：体力仕事が多い

スーパーの裏方バイトのデメリットの1つは、体力仕事が多いことです。

 

商品の搬入、荷降ろし、陳列など、重い物を持ち上げたり運んだりする作業が頻繁にあります。

特に、飲料や米などの重量のある商品を扱う際は、かなりの体力を要します。

 

長時間立ち仕事であることも多く、足腰への負担も大きいです。

慣れないうちは、帰宅後の疲労感が強く、体力的にきついと感じる人も多いでしょう。

 

僕がイオンで働いていた時も、最初の1ヶ月は毎日筋肉痛でした。

特に、夏場は暑さも相まって体力的にきつい日々でした。

 

体力仕事が多いため、体力に自信がない人や、持病がある人には向いていない可能性があります。

 

⑤デメリット：早朝や深夜勤務が多い

スーパーの裏方バイトのもう1つの大きなデメリットは、早朝や深夜勤務が多いことです。

 

商品の搬入や陳列準備は、店舗が開く前に完了させる必要があります。

そのため、多くの場合、早朝（例えば午前4時や5時）から仕事が始まります。

 

また、閉店後の在庫確認や清掃作業のため、深夜まで働くこともあります。

この不規則な勤務時間は、体のリズムを崩しやすく、健康面での懸念があります。

 

僕がイオンで働いていた時も、朝4時出勤や、夜11時までの勤務がありました。

学生や昼間に別の仕事がある人には、この勤務時間がネックになることもあります。

 

早朝や深夜勤務は体力的にも精神的にもきついため、規則正しい生活を送りたい人には向いていません。

 

スーパーの裏方バイトに向いている人・向いていない人【3選】

①向いている人：体を動かすのが好きな人

スーパーの裏方バイトは、体を動かすのが好きな人に向いています。

 

先ほども述べたように、裏方の仕事は体力仕事が多いです。

商品の搬入、陳列、清掃など、常に体を使う作業が中心となります。

 

デスクワークとは異なり、1日中動き回る仕事なので、運動不足の解消にもなります。

体を動かすことで気分転換になったり、ストレス解消になったりする人には、ぴったりの仕事です。

 

僕自身、イオンで働いていた時は、毎日1万歩以上歩いていました。

最初は大変でしたが、慣れてくると体を動かすことが楽しくなってきました。

 

体を動かすのが好きな人なら、スーパーの裏方バイトを通じて、健康的に働きながら収入を得ることができます。

 

②向いている人：細かい作業が得意な人

スーパーの裏方バイトは、細かい作業が得意な人にも向いています。

 

商品の検品、在庫管理、値札付けなど、注意力と正確さが求められる作業が多くあります。

特に、生鮮食品の管理や、精密な在庫チェックなどは、細かい観察眼と集中力が必要です。

 

また、商品の陳列準備では、商品を美しく並べる細やかな感覚も求められます。

こういった作業を丁寧に行うことで、店舗全体の質が向上し、お客様の満足度にもつながります。

 

僕がイオンで働いていた時、特に野菜コーナーの担当をしていましたが、新鮮な野菜を傷つけないように丁寧に扱い、美しく陳列する作業は、細かい注意力が必要でした。

 

細かい作業が得意な人なら、スーパーの裏方バイトで自分の強みを活かすことができます。

 

③向いていない人：接客が好きな人

一方で、スーパーの裏方バイトは、接客が好きな人には向いていない可能性があります。

 

裏方の仕事は、その名の通り表に出ることが少ない仕事です。

お客様と直接触れ合う機会はほとんどなく、バックヤードでの作業が中心となります。

 

人と話すのが好きな人や、お客様の笑顔を直接見たい人には、物足りなさを感じるかもしれません。

接客を通じてコミュニケーション能力を磨きたい人にとっては、適した環境とは言えないでしょう。

 

僕の経験上、接客が好きで入社してきた人の中には、裏方の仕事に物足りなさを感じて辞めていく人もいました。

彼らは、レジや売場など、お客様と直接関わる部署に異動を希望することが多かったです。

 

接客が好きな人は、レジや売場など、お客様と直接関わる仕事の方が向いているかもしれません。

 

スーパーの裏方バイトの体験談と実態【3選】

①早朝勤務は大変だけどやりがいがある

スーパーの裏方バイトでは、早朝勤務が多いのが特徴です。

この早朝勤務は大変ですが、同時にやりがいも感じられます。

 

私がイオンで働いていた時は、朝4時から勤務が始まることがよくありました。

最初のうちは、この時間に起きるのがとてもつらく感じました。

特に冬場は、まだ外が真っ暗な中で出勤するのは本当に辛かったです。

 

しかし、早朝勤務には独特の魅力があります。

静かな店内で、開店準備を進めていく中で、徐々に活気が生まれていくのを感じられるのです。

新鮮な商品を丁寧に並べ、清潔な売場を作り上げていく。

その過程で、自分の仕事が店舗全体の準備に直接貢献しているという実感が湧いてきます。

 

また、早朝勤務のメリットとして、午後には仕事が終わるというのもあります。

夕方には自由な時間が持てるので、プライベートの時間を有効に使えるのです。

 

早朝勤務は確かに大変ですが、店舗の一日のスタートを支える重要な仕事だという自負心が持てます。

それが大きなやりがいにつながるのです。

 

②チームワークの大切さを実感

スーパーの裏方バイトを通じて、私が強く感じたのはチームワークの大切さです。

 

裏方の仕事は、一見すると個人作業が多いように思えます。

しかし実際は、効率的に作業を進めるために、チームでの連携が欠かせません。

 

例えば、商品の搬入から陳列までの一連の流れは、複数人で分担して行います。

ある人が搬入を担当し、別の人が検品を行い、また別の人が陳列準備をする。

このように役割分担をしながら、全体として滞りなく作業を進めていくのです。

 

私がイオンで働いていた時、特に繁忙期には、このチームワークの重要性を強く感じました。

クリスマスやお正月前など、普段の何倍もの商品を扱う時期。

個人の力だけでは到底対応できません。

しかし、チーム全体で協力し合うことで、何とか乗り越えることができたのです。

 

裏方バイトを通じて、一人ひとりが自分の役割をしっかりと果たし、お互いに助け合うことの大切さを学ぶことができます。

 

③意外と楽しい仕事

スーパーの裏方バイトは、意外にも楽しい仕事だと感じる人が多いです。

 

私自身、最初は単調な作業の繰り返しだと思っていました。

しかし、実際に働いてみると、予想以上に様々な面白さがあることに気づきました。

 

例えば、季節ごとに変わる商品構成を見るのは、とても興味深い経験です。

夏になると飲料や アイスクリームが大量に入荷され、秋になるとキノコ類や鍋物の材料が増えていく。

こうした季節の移り変わりを、商品を通じて感じられるのは裏方ならではの楽しみです。

 

また、新商品が入荷した時の excitement も大きな楽しみの一つです。

まだ一般のお客様が手に取る前に、新しい商品を見たり触れたりできるのは、ある種の特権感があります。

 

さらに、同僚とのコミュニケーションも仕事を楽しくする要因の一つです。

黙々と作業をこなすイメージがある裏方の仕事ですが、実際には休憩時間や作業の合間に、様々な人と交流する機会があります。

多様な年齢層や背景を持つ人々と知り合えるのも、この仕事の魅力だと感じました。

 

スーパーの裏方バイトは、一見地味に見えるかもしれません。

しかし実際は、季節の変化を肌で感じられたり、新商品にいち早く触れられたりと、意外な楽しさがあふれています。

 

【補足】スーパーの裏方バイトで得られるスキル

スーパーの裏方バイトは、単なるアルバイト以上の価値があります。

この仕事を通じて、社会人として役立つ様々なスキルを身につけることができるのです。

 

例えば、時間管理能力や効率的な作業の進め方など、仕事の基本的なスキルが自然と身につきます。

早朝勤務や締め切りのある作業をこなすことで、時間の使い方や優先順位の付け方を学べます。

 

また、在庫管理や商品の取り扱いを通じて、ビジネスの基本的な知識も得られます。

売れ筋商品の傾向や、季節による需要の変化など、マーケティングの基礎を実践的に学ぶことができるのです。

 

さらに、チームでの作業を通じて、コミュニケーション能力やリーダーシップも養えます。

多様な背景を持つ同僚との協力作業は、社会人として必要な対人スキルを磨く絶好の機会となります。

 

私自身、イオンでの経験が今の仕事にも活きています。

時間管理の重要性や、チームワークの大切さなど、裏方バイトで学んだことは、どんな職場でも通用する普遍的なスキルだと感じています。

 

スーパーの裏方バイトは、単なる収入源以上の価値があります。

ここで得られるスキルや経験は、将来のキャリアにも大きく貢献する可能性があるのです。

 

最後に（まとめ）

スーパーの裏方バイトについて、詳しく見てきました。ここでもう一度、主なポイントをまとめてみましょう。

 

 

 

 

スーパーの裏方バイトは、確かに体力的にはきついかもしれません。

早朝勤務や重い荷物の運搬など、大変な面もあります。

 

しかし、その一方で、スーパーの仕組みを知れたり、チームワークの大切さを学べたりと、得られるものも多い仕事です。

特に、社会人としての基本的なスキルを身につけられる点は、将来的に大きな財産となるでしょう。

 

また、接客が苦手な人や、体を動かすのが好きな人にとっては、うってつけの仕事かもしれません。

自分のペースで黙々と作業を進められる環境は、多くの人にとって働きやすいものです。

 

スーパーの裏方バイトは、単なるアルバイト以上の価値があります。ここでの経験は、必ず将来のキャリアにも活きてくるはずです。

 

もし、あなたがスーパーでのバイトを考えているなら、裏方の仕事も選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

きっと、予想以上に学びの多い、やりがいのある仕事に出会えるはずです。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。