【スーパーのバイトあるある１０選】元スーパー社員が解説！

その悩みこの記事で解決します！

 

スーパーでバイトを始めると、様々な「あるある」体験をするものです。

レジ打ちの緊張感、品出し作業の大変さ、お客様対応の難しさなど、多くの人が共感できる経験がたくさんあります。

 

ちなみに筆者の僕はイオンで６年働きました。

大手スーパー6年の経験と５００人以上のバイトさんとの交流で、現場の生きた知識を蓄積。

スーパーのバイトに関する情報なら、誰にも負けない自信があります！

 

この記事では、そんな僕の経験を元に、スーパーのバイトあるあるを10個紹介します。

 

（この記事で分かること）

 

スーパーのバイトあるある【10選】

①レジ打ちで緊張する

スーパーのバイトと言えば、まず思い浮かぶのがレジ打ちです。

 

初めてレジに立つ時、多くのバイトさんが緊張するのは間違いありません。

お金を扱う責任の重さ、素早く正確な操作が求められるプレッシャー、そしてお客様と直接対面するという状況。

これらが相まって、レジ打ちは特に初心者にとって緊張の連続となります。

 

僕自身、イオンで働き始めた頃は毎回レジに立つたびに手が震えていました。

特に、混雑時や複雑な会計（割引や返品など）の際は、さらに緊張が高まりました。

 

しかし、経験を重ねるごとに少しずつ慣れていきます。

最初は緊張するのが当たり前だと思って、落ち着いて対応することが大切です。

 

 

②品出し作業が思った以上に大変

スーパーのバイトで避けて通れないのが品出し作業です。

 

一見簡単そうに見える品出しですが、実際にやってみると意外と大変だと感じる人が多いです。

重い箱を持ち上げたり、しゃがんだり立ったりを繰り返すため、体力を使います。

また、商品の向きや陳列の仕方にも細かいルールがあり、覚えることが多いです。

 

イオンで働いていた時、特に野菜や果物の品出しは大変でした。

鮮度管理が重要なので、古い商品を前に出し、新しい商品を奥に入れる「ローテーション」作業が必須。

さらに、傷んだ商品をこまめにチェックして取り除く必要があります。

 

ただ、品出し作業は店舗の基本中の基本。

しっかりと習得すれば、スーパーでの仕事の幅が大きく広がります。

 

 

③お客様対応に戸惑う

スーパーのバイトでは、お客様との直接のやり取りが避けられません。

 

商品の場所を聞かれたり、値段の確認を求められたり、時には苦情を言われたりすることもあります。

特に経験の浅いバイトさんにとって、こういった対応は非常に戸惑うものです。

 

僕も最初の頃は、お客様に話しかけられただけで固まってしまうこともありました。

特に、商品の詳細や代替品の提案を求められた時は、知識不足を痛感しました。

 

しかし、こういった経験を積み重ねることで、徐々に対応力が身についていきます。

分からないことがあれば、素直に先輩や上司に聞くのも大切です。

 

 

④値引きシールを貼るのが難しい

スーパーでは、賞味期限が近い商品に値引きシールを貼る作業があります。

 

これが思いのほか難しいと感じる人が多いんです。

シールを早く、綺麗に、そして正確に貼らなければいけません。

特に、曲面のある商品（例えばパンの袋）にシールを貼るのは至難の業。

 

イオンで働いていた時、値引きシールを貼るのに慣れるまで結構時間がかかりました。

最初のうちは、シールがしわになったり、斜めに貼ってしまったりと散々でした。

 

コツは、シールを貼る前に商品の形をよく確認すること。

そして、シールを貼る位置を決めてから一気に貼ることです。

慣れてくると、かなりのスピードで正確に貼れるようになります。

 

 

⑤バックヤードの冷蔵庫が寒すぎる

スーパーのバックヤードには大型の冷蔵庫があり、そこで作業することも多いです。

 

この冷蔵庫が想像以上に寒いというのは、多くのバイトさんが経験するあるあるです。

夏場でも厚手の服を着て作業するほどの寒さです。

 

イオンで働いていた時、特に夏は外の暑さと冷蔵庫内の寒さの温度差で体調を崩す人もいました。

僕自身も最初のうちは冷蔵庫での作業後に頭痛がすることがありました。

 

対策としては、防寒具をしっかり着用すること。

また、長時間冷蔵庫内にいないよう、こまめに外に出て体を温めることも大切です。

 

 

⑥閉店後の清掃が意外と大変

スーパーの閉店後、多くのバイトさんが清掃作業に携わります。

 

これが思った以上に大変だと感じる人が多いんです。

広い売り場を隅々まで掃除し、什器や棚も拭き上げます。

さらに、生鮮食品売り場では衛生管理が特に重要なので、入念な清掃が必要です。

 

イオンで働いていた時、閉店後の清掃は毎日の大仕事でした。

特に、精肉や鮮魚コーナーの清掃は臭いや汚れがひどく、かなりの労力を要しました。

 

ただ、この清掃作業はスーパーの衛生管理において非常に重要な役割を果たします。

きれいな店舗を保つことで、お客様に気持ちよく買い物をしていただけるんです。

 

 

⑦商品の場所を覚えるのに時間がかかる

スーパーには膨大な数の商品があり、その配置を覚えるのは一苦労です。

 

お客様に商品の場所を聞かれたときに即答できないと、申し訳ない気持ちになりますよね。

特に、似たような商品が多い食品売り場では、商品の位置を把握するのに時間がかかります。

 

イオンで働き始めた頃、商品の場所を覚えるのに本当に苦労しました。

特に、調味料や缶詰のコーナーは種類が多すぎて、最初は全く頭に入りませんでした。

 

しかし、日々の品出し作業や接客を通じて、少しずつ覚えていきます。

コツは、よく売れる商品や定番商品から優先的に覚えること。

また、商品のカテゴリーごとの大まかな配置を把握するのも効果的です。

 

 

⑧シフトの調整が難しい

スーパーのバイトでは、シフト制で働くことが一般的です。

 

しかし、このシフト調整が意外と難しいと感じる人が多いんです。

学業や私生活との両立、他のバイトメンバーとの調整、繁忙期の対応など、考慮すべき点が多々あります。

 

イオンで働いていた時、特に学生バイトさんのシフト調整には苦労しました。

テスト期間や就活シーズンになると、急なシフト変更依頼が増え、調整に頭を悩ませることが多かったです。

 

大切なのは、できるだけ早めにシフトの希望を出すこと。

また、急な変更がある場合も、できるだけ早く連絡することが大切です。

お店側も柔軟に対応してくれることが多いので、コミュニケーションを大切にしましょう。

 

 

⑨立ち仕事で足が痛くなる

スーパーのバイトは基本的に立ち仕事です。これが想像以上にキツイと感じる人が多いんです。

 

レジ打ちや品出し、接客など、ほとんどの作業が立ったまま行われます。

長時間立ち続けることで、足の裏や腰に負担がかかり、痛みを感じることも珍しくありません。

 

イオンで働いていた時、特に繁忙期は1日中立ちっぱなしで、帰宅後の足の痛みは半端なかったです。

最初の頃は、仕事が終わった後にふくらはぎがパンパンに張ってしまうこともありました。

 

対策としては、まず適切な靴選びが重要です。

クッション性の高い靴を選ぶことで、足への負担を軽減できます。

また、틙間を見つけて足を伸ばしたり、軽いストレッチをすることも効果的です。

 

 

⑩意外と筋トレになる

スーパーのバイトは、意外にも良い運動になります。

 

重い商品を持ち上げたり、カートを押したり、階段の上り下りを繰り返したり。

これらの動作が自然と全身運動につながるんです。

特に、品出し作業は上半身の筋肉を使うので、良い筋トレになります。

 

イオンで働いていた時、特に米やペットボトル飲料の搬入作業は本当に良い筋トレでした。

20kgの米袋を何十袋も運ぶ作業は、まさにウェイトトレーニング。

最初は大変でしたが、続けているうちに体が引き締まってきたのを実感しました。

 

ただし、無理をして怪我をしないよう注意が必要です。

重い物を持つ時は正しい姿勢を心がけ、必要に応じて同僚に協力を求めることも大切です。

 

 

スーパーバイトを楽しく続けるコツ【5選】

①積極的に質問する

スーパーバイトを楽しく続けるコツの1つ目は、積極的に質問することです。

 

分からないことがあれば、そのままにせずに先輩や上司に聞いてみましょう。

質問することで、仕事の理解が深まり、ミスも減らせます。

また、質問する姿勢は「やる気がある」と周囲に伝わり、良い印象を与えることにもつながります。

 

イオンで働いていた時、特に新人の頃は質問することを心がけていました。

最初は質問するのが恥ずかしかったですが、質問を重ねるうちに仕事の理解が深まり、自信がついていきました。

 

ただし、同じことを何度も聞くのは避けましょう。

質問した内容はメモを取るなどして、しっかり覚えることが大切です。

 

 

②コミュニケーションを大切にする

スーパーバイトを楽しく続けるには、職場でのコミュニケーションが重要です。

 

同僚や上司とのコミュニケーションを大切にすることで、職場の雰囲気が良くなり、仕事も楽しくなります。

また、困ったときに助けてもらいやすくなるなど、様々なメリットがあります。

 

イオンで働いていた時、特に休憩時間のコミュニケーションを大切にしていました。

休憩室でのちょっとした会話から、仕事のコツを教えてもらったり、店舗の裏事情を知ることができたりしました。

 

ただし、過度な私語は控えめにしましょう。

あくまでも仕事中心で、適度なコミュニケーションを心がけることが大切です。

 

 

③小さな成長を実感する

スーパーバイトを続けていく中で、自分の成長を実感することは大切です。

 

最初はできなかったことができるようになる、作業のスピードが上がる、お客様から感謝されるなど、小さな成長の積み重ねがモチベーションにつながります。

 

イオンで働いていた時、特に鮮魚コーナーでの成長を実感できました。

最初は魚をさばくのも怖々でしたが、練習を重ねるうちに上手くなっていきました。

イオン鮮魚士2級の資格を取得できたときは、本当に嬉しかったです。

 

成長を実感するためには、自分の progress を定期的に振り返ることが大切です。

できるようになったことをメモしたり、上司からのフィードバックを大切にしたりしましょう。

 

 

④体調管理に気をつける

スーパーバイトを長く続けるには、体調管理が欠かせません。

 

立ち仕事が多く、体力を使う仕事なので、しっかりと休息を取ることが大切です。

また、手洗いやうがいなど、基本的な衛生管理も忘れずに。

 

イオンで働いていた時、特に繁忙期は体調管理に気をつけていました。

睡眠時間を確保し、栄養バランスの良い食事を心がけました。

また、マスク着用や手指消毒など、感染症対策もしっかり行っていました。

 

体調を崩して長期間休むと、職場に迷惑がかかるだけでなく、自分の収入にも影響します。

日頃からの体調管理を心がけ、少しでも体調が悪いと感じたら早めに対処することが大切です。

 

 

⑤お客様の喜ぶ顔を励みにする

スーパーバイトのやりがいの一つは、お客様の喜ぶ顔を見られることです。

 

商品の場所を丁寧に案内したり、レジで笑顔で接客したりすることで、お客様から「ありがとう」と言われる瞬間があります。

この小さな喜びを大切にすることで、仕事にやりがいを感じられます。

 

イオンで働いていた時、特にお客様から感謝の言葉をいただいたときは嬉しかったです。

「いつもありがとう」「あなたの接客が良くて、この店で買い物するのが楽しみ」など、お客様からの言葉が大きな励みになりました。

 

ただし、すべてのお客様が感謝の言葉を伝えてくれるわけではありません。

たとえ言葉で表現されなくても、自分の仕事が誰かの役に立っているという意識を持つことが大切です。

 

 

スーパーバイトで身につくスキル【3選】

①コミュニケーション能力

スーパーバイトで最も磨かれるスキルの一つが、コミュニケーション能力です。span>

 

お客様との対応、同僚とのチームワーク、上司への報告など、様々な場面でコミュニケーションが求められます。

特に接客では、相手の気持ちを理解し、適切な言葉遣いで対応する能力が養われます。

 

イオンで働いていた時、特に苦情対応でコミュニケーション能力が鍛えられました。

最初は怒っているお客様に対してどう対応すればいいか分からず、パニックになることもありました。

しかし、経験を重ねるうちに、落ち着いて状況を把握し、適切な対応ができるようになりました。

 

このコミュニケーション能力は、将来どんな仕事に就いても必ず役立つスキルです。

スーパーバイトは、このスキルを実践的に学べる絶好の機会と言えるでしょう。

 

 

②時間管理能力

スーパーバイトでは、限られた時間内に多くのタスクをこなす必要があります。

 

品出し、レジ打ち、清掃など、様々な業務を効率よくこなすには、優れた時間管理能力が求められます。

特に繁忙期には、この能力が真価を発揮します。

 

イオンで働いていた時、特にセール時の準備作業で時間管理の重要性を学びました。

限られた時間内に大量の商品を陳列し、価格表示を変更し、レジの準備をする必要がありました。

最初は時間配分がうまくいかず、開店時間に間に合わないこともありましたが、経験を重ねるうちに効率よく作業できるようになりました。

 

この時間管理能力は、学業との両立や将来の仕事においても非常に役立つスキルです。

締め切りのある課題や複数のプロジェクトを同時に進める際に、大いに活かせるでしょう。

 

 

③柔軟性と対応力

スーパーバイトでは、予期せぬ事態に柔軟に対応する力が身につきます。

 

急な商品の品切れ、予想外の混雑、突然のクレーム対応など、日々様々な場面で臨機応変な対応が求められます。

この経験を通じて、状況を素早く判断し、適切に行動する能力が養われます。

 

イオンで働いていた時、特に災害時の対応で柔軟性と対応力の重要性を実感しました。

突然の大雨で店内に水が入ってきたことがありました。

その時、冷静に状況を判断し、商品を高い場所に移動させたり、お客様の安全確保を行ったりと、臨機応変な対応が求められました。

 

この柔軟性と対応力は、将来どんな仕事に就いても必ず役立つスキルです。

予期せぬ事態が起きても慌てず対応できる能力は、社会人として非常に重要です。

 

 

スーパーバイトの裏話【3選】

①売れ残り商品の行方

スーパーの売れ残り商品がどうなるのか、気になる人も多いでしょう。

 

実は、売れ残った商品の多くは廃棄されるわけではありません。

賞味期限が近づいた商品は値引きされ、それでも売れ残った場合は従業員が購入したり、フードバンクに寄付されたりすることもあります。

 

イオンで働いていた時、特に野菜や果物の売れ残りの扱いが印象的でした。

見た目は悪いけれど食べるのに問題ない野菜は、カット野菜や総菜の材料として使われることがありました。

また、賞味期限切れ間近の食品を従業員が安く購入できる制度もありました。

 

ただし、衛生上の理由から廃棄せざるを得ない商品もあります。

スーパーでは、食品ロスを減らすための様々な工夫が行われているのです。

 

 

②従業員割引の秘密

多くのスーパーには、従業員向けの割引制度があります。

 

これは単なる福利厚生ではなく、実は商品知識を深めるための重要な制度なのです。

従業員が実際に商品を購入し、使用することで、お客様への説明がより説得力のあるものになります。

 

イオンで働いていた時、従業員割引を積極的に利用していました。

特に、新商品や季節限定商品は必ず購入するようにしていました。

実際に使ってみることで、商品の特徴や使い勝手をお客様に詳しく説明できるようになりました。

 

ただし、この割引制度を悪用することは厳禁です。

友人や家族のために大量に購入したり、転売目的で利用したりすることは固く禁じられています。

 

 

③開店前の裏側

お客様が来店する前のスーパーでは、実は大忙しなのです。

 

開店前の数時間、店内では様々な準備作業が行われています。

商品の品出し、価格表示の確認、清掃、レジの準備など、開店時間に間に合わせるために皆が走り回っています。

 

イオンで働いていた時、特に朝一番の仕事が大変でした。

午前7時の開店に向けて、午前5時には出勤していました。

生鮮食品の陳列、パンの焼き上げ、惣菜の仕込みなど、限られた時間内に多くの作業をこなす必要がありました。

 

この開店前の準備作業は、チームワークの重要性を学ぶ絶好の機会です。

全員が協力し合い、効率よく作業を進めることで、気持ちよく開店を迎えることができるのです。

 

 

【補足】スーパーバイトは貴重な経験になる

スーパーバイトは、単なるアルバイトではありません。

社会人としての基礎を学べる、貴重な経験の場なのです。

 

接客マナー、チームワーク、時間管理能力など、ここで学んだスキルは将来どんな仕事に就いても必ず役立ちます。

また、食品や日用品の知識も自然と身につきます。

 

私自身、イオンでの6年間の経験が今の仕事に大いに活かされています。

お客様対応の基本や、効率的な業務の進め方など、スーパーで学んだことが今の仕事の基礎となっています。

 

もちろん、スーパーバイトにも大変なことはたくさんあります。

しかし、それを乗り越えることで得られる経験は、かけがえのないものになるでしょう。

 

 

最後に（まとめ）

まとめるとこうなりました。

 

 

 

 

スーパーのバイトには、様々な「あるある」体験があります。

レジ打ちの緊張感や品出し作業の大変さなど、多くの人が共感できる経験ばかりです。

しかし、これらの経験は全て貴重な学びの機会となります。

 

バイトを楽しく続けるコツは、積極的に質問し、コミュニケーションを大切にすること。

また、小さな成長を実感し、体調管理に気をつけながら、お客様の喜ぶ顔を励みにすることも大切です。

 

スーパーバイトを通じて、コミュニケーション能力や時間管理能力、柔軟性と対応力といった、社会人として必要不可欠なスキルを身につけることができます。

これらのスキルは、将来どんな仕事に就いても必ず役立つものばかりです。

 

さらに、売れ残り商品の行方や従業員割引の秘密、開店前の裏側など、お客様からは見えない部分を知ることで、スーパーの仕組みをより深く理解できます。

この経験は、消費者としての視点を養うことにもつながります。

 

スーパーバイトは、単なるアルバイトではありません。社会人としての基礎を学べる、貴重な経験の場なのです。

大変なこともありますが、それを乗り越えることで得られる経験は、かけがえのないものになるでしょう。

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました。