「冷蔵庫の前で作業するのが辛い...」
「レジが寒くて手が冷たくなる...」
「冬場の早朝品出しが寒すぎる...」
その悩みをこの記事で解決します!
スーパーのバイトって、意外と寒い環境で働くことが多いんですよね。
冷蔵・冷凍コーナーはもちろん、レジや店内全体が冷房で冷えていたりします。
さらに冬場は外の寒さも相まって、体が冷えてしまうこともあります。
ちなみに筆者の僕はイオンで6年働きました。
また、6年間で500人以上のバイトさんと一緒に働いた経験があります!
寒さ対策をするバイトさんをたくさん見てきました!
そんな僕の経験を元に解説します。
この記事を見れば「スーパーバイトで寒い時の具体的な対処法」や「寒さ対策のコツ」などが分かります。
(この記事で分かること)
・スーパーバイトで寒いと感じる理由
・寒さ対策の具体的な方法5選
・寒さ対策グッズのおすすめ3選
・寒さ対策をする上での注意点
スーパーバイトで寒いと感じる理由【5選】
スーパーバイトで寒いと感じる理由【5選】
・冷蔵・冷凍コーナーでの作業
・空調設定の低さ
・動きの少ない作業
・早朝や深夜の時間帯
・店舗構造による冷気の滞留
①冷蔵・冷凍コーナーでの作業
冷蔵・冷凍コーナーでの作業は、スーパーバイトで最も寒さを感じる原因です。
冷蔵・冷凍コーナーは常に低温に保たれています。
食品の鮮度を保つために、冷蔵庫内は5℃以下、冷凍庫内は-18℃以下に設定されているんです。
この環境で商品の補充や整理をするため、体感温度がかなり低くなります。
特に冷凍食品の陳列作業は、手が冷えて指先がかじかむことも。
長時間この環境にいると、体全体が冷えてしまいます。
冷蔵・冷凍コーナーでの作業は避けられないため、防寒対策が必須になります。
②空調設定の低さ
店舗全体の空調設定が低めなのも、寒さを感じる大きな理由です。
スーパーは食品を扱うため、細菌の繁殖を抑える目的で店内温度を低めに設定しています。
また、お客様の快適性を考慮して、やや涼しめの環境を保っているんです。
この空調設定が、バイトスタッフにとっては寒く感じる原因になっています。
特に夏場は外気温との温度差が大きいため、店内に入った瞬間に寒さを感じることも。
レジや事務作業など、あまり体を動かさない仕事だと、より寒さを感じやすくなります。
店舗全体の空調設定は変えられないので、個人での対策が重要になります。
③動きの少ない作業
レジ打ちや品出しなど、動きの少ない作業も寒さを感じる原因になります。
スーパーのバイトには、同じ場所でじっとしている作業が多いんです。
レジ打ちは座ったままの作業が中心ですし、品出しも同じエリアでの作業が続きます。
体を動かさないと血行が悪くなり、体温が下がりやすくなってしまいます。
特にレジ作業は、お金を扱うため手袋をつけられません。
そのため、指先から冷えていくのを感じやすいんです。
動きの少ない作業では、意識的に体を動かすなどの工夫が必要です。
④早朝や深夜の時間帯
早朝や深夜のシフトは、特に寒さを感じやすい時間帯です。
スーパーは早朝から深夜まで営業しているところが多いですよね。
この時間帯は外気温が下がっているため、店内も冷え込みやすくなります。
特に冬場の早朝品出しは、外の寒さと店内の冷気で二重に寒さを感じてしまいます。
また、人体は睡眠中に体温が下がるため、早朝はまだ体が温まりきっていない状態。
そんな時間帯から仕事を始めるので、より寒さを感じやすくなってしまうんです。
早朝・深夜シフトでは、通常以上の防寒対策が必要になります。
⑤店舗構造による冷気の滞留
店舗の構造によっては、特定の場所に冷気が滞留して寒さを感じやすくなります。
スーパーの店内には、冷蔵・冷凍ケースが多数設置されています。
これらの周辺は冷気が漏れ出して滞留しやすく、局所的に寒い場所ができてしまうんです。
特に通路の角や壁際は、冷気が滞留しやすい傾向があります。
また、自動ドア付近は外気の影響を受けやすいため、寒さを感じやすい場所になります。
レジがこの付近にある場合、寒風にさらされる時間が長くなってしまいます。
店舗構造による寒さは避けられないので、寒い場所を把握して対策することが大切です。
スーパーバイトでの寒さ対策【5選】
スーパーバイトでの寒さ対策【5選】
・重ね着で調節可能な服装
・保温性の高い下着の活用
・体を温める食事の摂取
・こまめな体操や動き
・使い捨てカイロの活用
①重ね着で調節可能な服装
重ね着をして、体温調節がしやすい服装にすることが大切です。
スーパーの仕事は、寒い場所と温かい場所を行き来することが多いんです。
そのため、1枚の厚着よりも薄手の服を何枚か重ねる方が効果的です。
作業内容や場所によって、脱ぎ着して調節できるのがポイントです。
具体的には、以下のような組み合わせがおすすめです。
・薄手のヒートテック系インナー
・長袖Tシャツ
・薄手のカーディガンやパーカー
・制服や作業着
重ね着することで、体温調節がしやすく、快適に作業ができます。
②保温性の高い下着の活用
保温性の高い下着を着用することで、効果的に体温を維持できます。
下着は肌に直接触れるため、保温効果が高いものを選ぶと体の芯から温まります。
最近は素材技術の進歩により、薄くても高い保温性を持つ下着が多数販売されています。
特にヒートテック系の下着は、薄手なのに暖かさをキープできるのでおすすめです。
保温下着を選ぶポイントは以下の通りです。
・吸湿発熱素材を使用しているもの
・裏起毛タイプのもの
・伸縮性があり、動きやすいもの
・抗菌防臭加工されているもの
保温性の高い下着は見た目に影響せず、効果的に体を温められます。
③体を温める食事の摂取
体を内側から温める食事を摂ることで、寒さに強い体づくりができます。
体を温める食べ物を意識して摂取すると、代謝が上がり体温が維持しやすくなります。
特に仕事前や休憩時間に温かい食事を取ることで、作業中の寒さ対策になります。
スープやみそ汁などの温かい飲み物も、体を内側から温めるのに効果的です。
体を温める食べ物の例:
・生姜、ねぎ、にんにくなどの薬味類
・唐辛子、わさび、からしなどの香辛料
・さつまいも、かぼちゃなどの根菜類
・納豆、チーズなどの発酵食品
温かい食事は体温を上げるだけでなく、心も温まり作業効率も上がります。
④こまめな体操や動き
こまめに体を動かすことで、血行を良くし体を温めることができます。
スーパーのバイトは同じ姿勢での作業が多いため、体が冷えやすくなります。
そこで、作業の合間にストレッチや簡単な体操をすることが効果的です。
血流が良くなることで、体が温まり寒さを感じにくくなります。
具体的な動きの例:
・その場でかかとの上げ下げ
・肩を前後に回す
・手首や足首を回す
・深呼吸をしながら背伸び
・腕を大きく振る
こまめな体操は寒さ対策だけでなく、疲労回復にも効果があります。
⑤使い捨てカイロの活用
使い捨てカイロを活用することで、局所的に体を温めることができます。
使い捨てカイロは小さくて軽いので、服の下に貼り付けて使用できます。
特に冷えやすい部位に貼ることで、効果的に体を温められます。
ポケットに入れて手を温めたり、靴の中に入れて足を温めたりと、使い方は様々です。
カイロの効果的な使用部位:
・お腹や腰回り
・背中
・手首や足首の内側
・首の後ろ
使い捨てカイロは手軽で即効性があり、寒さ対策の強い味方になります。
スーパーバイトでの寒さ対策グッズ【3選】
スーパーバイトでの寒さ対策グッズ【3選】
・ネックウォーマー
・指先が出るタイプの手袋
・保温性の高い靴下
①ネックウォーマー
ネックウォーマーは、首元を温めることで全身を効果的に暖める優れものです。
首は体の中でも熱が逃げやすい部位の一つです。
ネックウォーマーで首元を覆うことで、体温の低下を防ぎ、全身を温かく保てます。
また、必要に応じて口元まで上げることで、マスク代わりにもなります。
ネックウォーマー選びのポイント:
・薄手で嵩張らないもの
・伸縮性があり、着脱しやすいもの
・吸湿速乾性のある素材
ネックウォーマーは着用感が軽く、作業の邪魔にならないのが大きなメリットです。
②指先が出るタイプの手袋
指先が出るタイプの手袋は、作業性を損なわずに手を温めることができます。
スーパーのバイトでは、細かい作業が多いため通常の手袋だと不便です。
しかし、指先が出るタイプなら、手の甲や手のひらを温めながら作業ができます。
特にレジ打ちや値札付けなど、指先の器用さが必要な作業に適しています。
おすすめの素材:
・ウール混紡(保温性が高い)
・アクリル(軽くて暖かい)
・ポリエステル(速乾性がある)
指先が出る手袋は、寒さ対策と作業効率の両立ができる優れものです。
③保温性の高い靴下
保温性の高い靴下は、足元から体を温め、全身の寒さ対策に効果的です。
足は体の末端部分で冷えやすく、一度冷えると全身に影響します。
保温性の高い靴下を履くことで、足元から体を温め、寒さを軽減できます。
特に立ち仕事が多いスーパーバイトでは、足元の寒さ対策が重要です。
おすすめの靴下の特徴:
・裏起毛タイプ
・吸湿発熱素材使用
・足首まで長めの丈
・段階着圧設計(血行促進効果あり)
保温靴下は見た目に影響せず、効果的に足元から体を温められます。
スーパーバイトでの寒さ対策をする上での注意点【3選】
スーパーバイトでの寒さ対策をする上での注意点【3選】
・衛生面への配慮
・動きやすさの確保
・お客様への印象に注意
①衛生面への配慮
寒さ対策をする際は、衛生面への配慮を忘れずに行うことが重要です。
スーパーは食品を扱う場所なので、衛生管理には特に気を付ける必要があります。
寒さ対策グッズを使用する際も、清潔さを保つことを忘れてはいけません。
特に食品に直接触れる可能性のある手袋などは、こまめな洗濯や交換が必須です。
衛生面で注意すべきポイント:
・使用する防寒具は清潔に保つ
・手洗い・消毒はこまめに行う
・食品に直接触れる作業時は防寒具を外す
衛生面への配慮は、お客様の安全を守るためにも欠かせません。
②動きやすさの確保
寒さ対策をしつつ、作業に支障がないよう動きやすさを確保することが大切です。
防寒対策を重視するあまり、動きづらい服装になってしまっては本末転倒です。
スーパーのバイトは商品を持ち上げたり、細かい作業をしたりと、動きやすさが求められます。
防寒と動きやすさのバランスを取ることが、効果的な寒さ対策のポイントです。
動きやすさを確保するためのポイント:
・ストレッチ素材の服を選ぶ
・重ね着は薄手の服で調整する
・体にフィットする服を選ぶ
・靴は滑りにくく、動きやすいものを
動きやすさを確保することで、作業効率も上がり、体も温まりやすくなります。
③お客様への印象に注意
寒さ対策をする際は、お客様への印象も考慮することが大切です。
スーパーのバイトはお客様と直接接する機会が多い仕事です。
そのため、防寒具の着用が接客の印象を損なわないよう注意が必要です。
清潔感があり、かつ過度に目立たない防寒対策を心がけましょう。
お客様への印象に配慮したポイント:
・派手な色や柄は避ける
・制服の上から見える防寒具は店の雰囲気に合わせる
・マフラーやネックウォーマーは接客時に外す
・手袋は清潔なものを使用する
お客様への印象に配慮しつつ、効果的な寒さ対策を行うことが大切です。
【補足】寒さ対策で体調を崩さないために
スーパーバイトでの寒さ対策は重要ですが、それ以上に大切なのは体調管理です。
寒さで体調を崩してしまっては、バイトどころではなくなってしまいます。
寒さ対策と併せて、しっかりとした体調管理を心がけましょう。
体調管理のポイントとしては、以下のようなことが挙げられます。
・十分な睡眠をとる
・バランスの良い食事を心がける
・適度な運動で体力をつける
・うがい・手洗いを徹底する
・ストレス解消法を見つける
特に睡眠は体調管理の要です。
寒い環境で働くと体力を多く使うので、しっかり休息をとることが大切です。
また、風邪やインフルエンザの予防も重要です。
スーパーは人が多く集まる場所なので、感染症のリスクも高くなります。
マスクの着用や、こまめな手洗い・消毒を心がけましょう。
体調管理をしっかり行うことで、寒さに負けない体づくりができます。
最後に(まとめ)
まとめるとこうなりました。
スーパーバイトで寒いと感じる理由【5選】
・冷蔵・冷凍コーナーでの作業
・空調設定の低さ
・動きの少ない作業
・早朝や深夜の時間帯
・店舗構造による冷気の滞留
スーパーバイトでの寒さ対策【5選】
・重ね着で調節可能な服装
・保温性の高い下着の活用
・体を温める食事の摂取
・こまめな体操や動き
・使い捨てカイロの活用
スーパーバイトでの寒さ対策グッズ【3選】
・ネックウォーマー
・指先が出るタイプの手袋
・保温性の高い靴下
スーパーバイトでの寒さ対策をする上での注意点【3選】
・衛生面への配慮
・動きやすさの確保
・お客様への印象に注意
スーパーでのバイトは寒さとの戦いになることが多いですが、適切な対策を取ることで快適に働くことができます。
特に重要なのは、重ね着や保温下着の活用、こまめな体操など、自分でできる対策を積極的に行うことです。
ただし、寒さ対策をする際は衛生面や動きやすさ、お客様への印象にも気を配る必要があります。
これらのバランスを取りながら、自分に合った寒さ対策を見つけていくことが大切です。
また、寒さ対策と同時に体調管理にも気を付けましょう。
十分な睡眠や栄養バランスの良い食事、適度な運動など、基本的な健康管理を怠らないことが、寒さに負けない体づくりの基本となります。
快適に働ける環境を整えることで、バイトの効率も上がり、お客様への接客も自然と良くなります。
寒さ対策を工夫して、楽しくバイトライフを送りましょう!
最後までご覧頂きありがとうございました。