【スーパーのバイトの月収はいくらになる？】元スーパー社員が解説！

その悩みこの記事で解決します！

 

スーパーでバイトを考えている人にとって、月収は大きな関心事ですよね。

生活費を賄えるのか、貯金はできるのか…そんな疑問が浮かんでくると思います。

でも、実際のところスーパーのバイトでどれくらい稼げるのか、具体的な数字がわからないと不安ですよね。

 

ちなみに筆者の僕はイオンで６年働きました。

また、６年間で500人以上のバイトさんと一緒に働いた経験があります！

 

スーパーのバイトに関する情報なら、誰にも負けない自信があります！

そんな僕のリアルな体験談を元に、スーパーのバイトの月収について詳しく解説していきます。

 

この記事を見れば「スーパーのバイトの平均月収」や「月収アップのコツ」などが分かります。

 

（この記事で分かること）

 

スーパーのバイトの平均月収【5選】

①学生（週3日）：4〜6万円

学生バイトの平均月収は、

週3日勤務で4〜6万円程度です。

 

学生さんの多くは授業の合間を縫ってバイトをしています。

一般的な勤務パターンは週3日、1日5〜6時間程度です。

時給が1000円だと仮定すると、月の労働時間は60〜72時間。

そのため、月収は6〜7.2万円くらいになります。

 

ただし、テスト期間や長期休暇中は勤務時間が変動するので、実際の月収は4〜6万円くらいが平均的です。

 

僕がイオンで働いていた時も、学生バイトさんの多くはこのくらいの収入でした。

中には週4〜5日入る猛者もいましたが、そういう人は少数派でしたね。

 

②主婦（週4日）：8〜10万円

主婦パートの平均月収は、

週4日勤務で8〜10万円くらいです。

 

主婦の方は家事や育児との両立を考えて、週4日程度の勤務が多いです。

1日の勤務時間は5〜7時間くらいが一般的です。

時給1000円で計算すると、月の労働時間は80〜112時間になります。

 

そのため、月収は8〜11.2万円。季節変動などを考慮すると、平均で8〜10万円くらいになります。

 

僕の経験上、主婦パートさんは長く働く方が多かったです。

そのため、昇給や責任者手当などで時給が上がり、10万円以上稼ぐ人も珍しくありませんでした。

 

③フリーター（週5日）：12〜15万円

フリーターの平均月収は、

週5日勤務で12〜15万円程度です。

 

フリーターの方は基本的にフルタイムに近い勤務をします。

週5日、1日7〜8時間勤務が一般的です。

時給1000円で計算すると、月の労働時間は140〜160時間。

そのため、月収は14〜16万円になります。

 

ただし、閑散期や繁忙期での変動があるため、平均すると12〜15万円くらいになります。

 

僕がイオンで働いていた時、フリーターの中には早朝や深夜勤務をして、時給を上げている人もいました。

そういう人は月収20万円近く稼いでいる人もいましたよ。

 

④シニア（週3日）：5〜7万円

シニアバイトの平均月収は、

週3日勤務で5〜7万円くらいです。

 

シニアの方は体力や健康面を考慮して、週3日程度の勤務が多いです。

1日の勤務時間は5〜6時間くらいが一般的。

時給1000円で計算すると、月の労働時間は60〜72時間になります。

 

そのため、月収は6〜7.2万円。ただし、体調や家庭の事情で休むこともあるので、平均すると5〜7万円くらいになります。

 

僕の経験上、シニアの方は接客や清掃など、体力的にきつくない仕事を担当することが多かったです。

でも、長年の経験を買われて責任者になる人もいて、そういう人は時給が高くなっていましたね。

 

⑤社会人副業（週末のみ）：3〜4万円

社会人の副業としての平均月収は、

週末のみの勤務で3〜4万円程度です。

 

副業として働く社会人の方は、主に土日の勤務が多いです。

1日8時間勤務として、月の労働時間は64時間程度。

時給1000円で計算すると、月収は6.4万円になります。

 

ただし、本業の残業や私用で入れない日もあるので、実際の平均月収は3〜4万円くらいになります。

 

僕がイオンにいた時、副業で入っている社会人の方は少数でしたが、専門知識を活かして高時給で働いている人もいました。

例えば、経理の仕事をしている人がレジ担当として入り、売上管理も任されるといった具合です。

 

スーパーの部門別月収の違い【5選】

①レジ：基本時給+α

レジ部門の月収は、

基本時給にプラスαがつくことが多いです。

 

レジは接客のメインとなる重要な部門です。

基本時給に加えて、以下のような手当がつくことがあります。

・責任者手当（1時間あたり50〜100円程度）
・繁忙期手当（1時間あたり50〜100円程度）
・深夜手当（22時以降は25%増し）

 

例えば、基本時給1000円の人が責任者として1日7時間、月20日働くと、月収は14万円+責任者手当1万円で計15万円程度になります。

 

僕がイオンで働いていた時、レジ担当の中でも特に優秀な人は責任者になっていました。

彼らは他のスタッフの指導や売上管理なども任されていて、それなりの手当がついていましたね。

 

②資格や技術を身につける

月収アップの確実な方法は、

資格や技術を身につけることです。

 

スーパーには様々な部門があり、それぞれ専門的なスキルが求められます。

そのスキルを証明する資格を取得したり、技術を磨いたりすることで、時給アップが期待できます。

 

例えば、以下のような資格や技術が有効です。

・食品衛生責任者
・調理師免許
・パン製造技能士
・鮮魚士（スーパーマーケット業界の資格）
・野菜ソムリエ
・レジ操作の熟練技術

 

これらの資格や技術を身につけると、時給が50〜200円程度アップすることも珍しくありません。月収にすると1〜3万円の違いになります。

 

僕がイオンにいた時、食品衛生責任者の資格を取った人は、惣菜部門でぐっと重宝されるようになりました。

また、パン作りが好きで製菓衛生師の資格を取った人は、ベーカリー部門でどんどん責任ある仕事を任されるようになりましたね。

 

③責任者を目指す

月収を大幅にアップさせたいなら、

責任者を目指すのが一番の近道です。

 

スーパーのバイトでも、各部門に責任者というポジションがあります。

責任者になると、以下のようなメリットがあります。

・時給が100〜300円程度アップ
・シフトの優先権が得られる
・安定した勤務時間が確保できる
・キャリアアップの機会が増える

 

責任者になると、月収で3〜5万円程度のアップが見込めます。さらに、正社員登用のチャンスも増えますよ。

 

責任者になるためには、以下のようなことを心がけましょう。

・仕事を確実にこなす
・周りのスタッフとのコミュニケーションを大切にする
・自主的に仕事を見つけて動く
・新人の教育に積極的に関わる
・店長や上司とのコミュニケーションを密にする

 

僕がイオンで働いていた時、最初は普通のバイトだった人が、どんどん頑張って責任者になっていく姿をたくさん見てきました。

特に印象的だったのは、レジ部門で責任者になった大学生のバイトさんでした。

彼女はレジ操作が超スピーディーで、接客も丁寧。新人教育も上手で、みんなから信頼されていました。

 

その結果、アルバイトながらレジ責任者に抜擢され、時給も大幅アップ。

就活の時も、その経験が評価されて内定をゲットしていましたね。

 

スーパーのバイトの時給を上げる方法【3選】

①深夜・早朝シフトを入れる

時給を上げる確実な方法は、

深夜・早朝シフトを入れることです。

 

深夜帯（22時〜5時）は法律で時給が25%増しになります。

例えば、基本時給が1000円なら、深夜は1250円になります。

また、早朝シフト（5時〜8時くらい）も多くの店舗で割増手当がつきます。

 

深夜・早朝シフトを週に2〜3回入れるだけで、月の収入が1〜2万円増えることも珍しくありません。

 

ただし、生活リズムが乱れやすいので、健康管理には十分注意が必要です。

学生さんや若いフリーターの方に人気のシフトですが、無理は禁物です。

 

僕がイオンで働いていた時、深夜シフトは品出しや清掃が中心でした。

早朝シフトは青果部門が特に忙しかったですね。新鮮な野菜や果物を開店前に並べるのが大変でしたが、その分しっかり手当がついていました。

 

②長期勤続で昇給を狙う

確実に時給を上げる方法は、

長期間勤続することです。

 

多くのスーパーでは、勤続年数に応じて定期的に昇給があります。

一般的には、以下のようなペースで昇給があります：

・6ヶ月〜1年ごとに10〜30円アップ
・1年以上勤続で、年1回の評価昇給（実績による）

 

例えば、初めは時給1000円だったとしても、3年勤続すれば1100円前後になることも珍しくありません。

 

さらに、長期勤続者は店舗にとって貴重な戦力です。

責任者への登用や、より高度な業務を任されるチャンスも増えます。

それに伴って、さらなる昇給も期待できます。

 

僕がイオンにいた時、5年以上勤続している主婦パートさんがいました。

彼女は惣菜部門のエースで、時給は入った当初より200円以上アップしていました。

新メニューの提案や、新人教育も任されていて、まさに店舗には欠かせない存在でしたね。

 

③複数の部門をこなす

時給アップの意外な方法は、

複数の部門をこなすことです。

 

スーパーには、レジ、青果、精肉、惣菜、ベーカリーなど、様々な部門があります。

複数の部門をこなせる「マルチタスク」な人材は、店舗にとって非常に重宝されます。

 

マルチタスクができると、以下のようなメリットがあります。

・時給アップ（複数部門手当として30〜50円程度）
・シフトが組みやすくなる（＝働く時間を増やせる）
・責任者になるチャンスが増える
・正社員登用の可能性が高まる

 

例えば、レジと惣菜の両方ができれば、繁忙時間帯に応じて柔軟にシフトを組めます。

その結果、月の労働時間が増え、収入アップにつながります。

 

僕がイオンで働いていた時、レジと青果、精肉までこなすスーパーバイトさんがいました。

彼は「何でも屋さん」と呼ばれ、どの部門が人手不足でも対応できるので、店長からの信頼も厚かったです。

結果的に、バイトながら週5日フルタイムで入り、月収は20万円を超えていました。

 

【補足】スーパーのバイトで高収入を目指すなら正社員も視野に

ここまでバイトでの収入アップについて解説してきましたが、さらに高い収入を目指すなら、正社員への登用を視野に入れるのもいいでしょう。

 

スーパーの正社員になると、月収25〜35万円程度が期待できます。

さらにボーナスや福利厚生も充実しているので、年収では大きな差が出ます。

 

正社員登用のチャンスを増やすポイントは以下の通りです。

・長期勤続で実績を積む
・複数の部門をマスターする
・責任者として実績を上げる
・資格取得に積極的に取り組む
・店長や上司とのコミュニケーションを大切にする

 

ただし、正社員になると責任も大きくなります。異動や転勤の可能性もあるので、自分のライフスタイルと照らし合わせて慎重に検討しましょう。

 

ちなみに僕はイオンで新卒入社し、3年間正社員として働きました。

その後、他業種に転職しましたが、22歳でイオンに契約社員として戻り、さらに3年働きました。

正社員時代は大変でしたが、その経験が今でも活きています。

特に、お客様対応や売場作りのノウハウは、どんな仕事でも役立つスキルだと実感しています。

 

最後に（まとめ）

まとめるとこうなりました。

 

 

 

 

スーパーのバイトは、働き方次第でかなりの収入差が出ます。

特に、シフトの工夫や技術の向上、責任者を目指すことで、月収を数万円単位で上げることも可能です。

 

ただし、収入アップを目指すあまり、無理をしすぎないことも大切です。

学業や家庭との両立、健康管理を意識しながら、自分にあったペースで働くことが長続きのコツになります。

 

また、スーパーのバイトは単なるお小遣い稼ぎではありません。

接客スキルや労働マナー、チームワークなど、社会人として必要なスキルが身につく貴重な機会です。

 

僕自身、イオンでの6年間の経験は本当に貴重でした。

お客様との接し方、商品知識、チームワークの大切さなど、今の仕事にも活きているスキルをたくさん学びました。

 

皆さんも、単に収入面だけでなく、将来のキャリアを見据えてスーパーのバイトを有効活用してください。

きっと、かけがえのない経験になるはずです。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。